当社は、第60回日本水環境学会年会にて、市販飲料中に含まれる超短鎖PFASの一種であるトリフルオロ酢酸(TFA)の分析結果についてポスター発表を行いましたので、お知らせいたします。

1.研究の背景と概要                           
 TFAは、高い移動性と残留性を持つ超短鎖PFASとして知られ、近年、環境中での濃度上昇や曝露実態が注目されています。しかし、国内では飲料水や市販飲料中のTFA濃度に関する情報は限られています。本研究では、国内で市販されている飲料(ミネラルウォーター、緑茶、果汁飲料など)を対象にTFA濃度を測定し、その実態を把握することを目的としました。
 30種類の飲料を分析した結果、ほぼすべての試料からTFAが検出され、飲料の種類によって濃度に大きな差が認められました。

2.発表詳細
学会名:第60回日本水環境学会年会
開催期間:2026年3月9日~3月11日
発表形式:ポスター発表
題目:市販飲料中の超短鎖PFAS、トリフルオロ酢酸の濃度実態調査

3.今後の展開
当社は、化学物質の分析技術をさらに高度化させ、環境負荷の低減や安全性評価に引き続き貢献してまいります。本研究で得られた知見を基に、市販飲料にとどまらず、さまざまな環境媒体へ適用を拡大するとともに、より包括的なPFAS評価手法の開発ならびに対策手法の確立を進めていく予定です。