研究・開発活動

当社では、多岐にわたる環境問題に対応すべく、微量有害物質の測定方法の開発からそのリスク評価、そして環境浄化技術の開発など、幅広い研究テーマに取り組んでおります。さらに、農作物への寄生生物の防除手法など農業分野に関する研究もおこなっています。

メタゲノム解析をもちいたダイズシストセンチュウ診断と
未利用バイオマスを利用した防除技術の開発

農業生産において土壌中の病害虫(カビ、バクテリア、線虫等)は農作物に多大な被害をもたらします。土壌中の病害虫を防除するためには農薬による防除が一般的ですが、農薬の中には催涙性の薬剤や発ガン性が疑われる物質を含むものがあるため使用を最低限に留めることが人の健康を考える上で重要です。

当社では、近年都市近郊で発生し、枝豆に被害を与えるダイズシストセンチュウを迅速に定量分析することができる、メタゲノム解析を取り入れた診断手法、さらにカット野菜工場やもやし生産工場から廃棄される「もやし残渣」を利用した防除技術の開発に取り組んでいます。

  • 枝豆の根に寄生したダイズシスセンチュウ
  • 廃棄される「もやし」
  • 栽培前のダイジストセンチュウ密度

図 栽培前のダイジストセンチュウ密度(メタゲノム法による定量) とエダマメ収穫との関係(左)
及びもやし残渣を利用したダイズシストセンチュウ密度の低減効果(右)

関係論文一覧

  • 1 豊田ら:土壌中のダイズシストセンチュウの孵化と密度に与えるもやし残渣の影響(英文) 、Nematology 15, 923-929 (2013)
  • 2 伊藤ら:もやし残渣水抽出液をもちいたダイズシストセンチュウの防除(英文)、Nematology 17, 523-530 (2015)
  • 3 伊藤ら:ハウス栽培エダマメにおける栽培因子、土壌化学性、ダイズシストセンチュウが収量に及ぼす影響、Nematology 19, 237-244 (2017)

大気中に存在するナノ粒子のリスク解明

大気中を浮遊している粒子の中でも0.1 μm以下と非常に小さいナノ粒子(超微粒子)は、肺胞への沈着効率が高いだけでなく、変異原活性や酸化ストレス誘発能といった毒性が高いことがわかってきました。

当社では、次の段階として、ナノ粒子の毒性を支配している化学物質の解明に取り組んでいます。これまでに、ニトロ化多環芳香族炭化水素(Nitro-PAHs) 、とりわけ1、8-ジニトロピレンがナノ粒子の示す高変異原活性への重要な寄与物質であることをつきとめました。

さらに、呼吸器沈着モデル(LUDEP) を用いた解析により、大気中に存在する変異原性物質のおよそ20%が肺胞領域(下図におけるAI領域) に沈着すること、そして肺胞への変異原性物質の沈着に対してナノ粒子が重要な寄与を示していることを明らかにしました。

関係論文一覧

  • 1 川中ら:低圧インパクターを用いて分級捕集した大気浮遊粒子の変異原性(英文) 、Atmospheric Environment 38, 2125-2132 (2004)
  • 2 川中ら:超微粒子の示す高変異原活性へのニトロ化多環芳香族炭化水素類の寄与率(英文) 、Atmospheric Environment 42, 7423-7428 (2008)
  • 3 川中ら:多環芳香族炭化水素の呼吸器沈着に対する超微粒子の寄与の推計(英文) 、Environmental Science and Technology 43, 6851-6856 (2009)
  • 4 川中ら:大気中に存在する粒子状変異原性物質の肺沈着に対する超微粒子(ナノ粒子) の寄与率の推計(英文) 、Science of the Total Environment 409, 1033-1038 (2011)

新たにリスクが懸念される物質(群)についての高感度分析法の開発

環境中には多種多様な化学物質が存在しています。それらの一部は監視あるいは規制されていますが、リスク評価はおろか環境中における存在濃度すら正確に把握されていない物質も多くあります。

当社では、毒性や生体蓄積性の観点から注視すべき化学物質(群) を推定し、それらについてガスクロマトグラフ/タンデム質量分析計(GC/MS/MS) や液体クロマトグラフ/タンデム質量分析計(LC/MS/MS)といった最新の分析機器を用いた高感度分析法の開発ならびに環境モニタリングに取り組んでいます。

さらに、PFOSおよびPFOAのJIS規格作成に委員として携わるなど、分析に関する技術を活かし社会的にも広く貢献しています。

分析法の開発例

  • LC/MS/MSによる有機フッ素化合物類(PFOS、PFOA等)やエストロジェンの分析法
  • LC-ICP/MSによる有機ヒ素化合物(化学兵器あるいは農薬関連物質等)の分析法

関係論文一覧

  • 1 石井ら:液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析法による環境水中のエストロゲンの定量、分析化学 49、753-757 (2000)
  • 2 今井ら:高速液体クロマトグラフィー/誘導結合プラズマ質量分析法による水試料中のジフェニルアルシン酸及びフェニルアルソン酸の定量、分析化学 54、631-636 (2005)
  • 3 川中ら:ガスクロマトグラフ/負イオン化学イオン化タンデム質量分析計を用いたディーゼル排気粒子中のニトロ化多環芳香族炭化水素類の高感度分析法
    (英文)、Journal of Chromatography A 1163, 312-317 (2007)

微生物によるPOPs農薬分解技術(バイオレメディエーション)の開発

残留性有機汚染物質(POPs)は、強い毒性を持つとともに難分解性のため、国際的に除去対策が求められています。POPsが低濃度レベルながら広範囲に残留している土壌の浄化対策技術としては、微生物を用いた浄化技術(バイオレメディエーション) が期待されています。

当社では、POPs農薬(POPsに含まれる有機塩素系農薬)のなかでもディルドリンおよびエンドリンを対象に、土壌からそれらを分解する菌を選択的に培養する条件を見つけ出すとともに、複数の新規分解菌(MED-5株、MED-7株)の獲得に成功しました(特許出願中)。

本特許出願は、ドリン系農薬の分解菌についての国内では初のものです。現在は、本技術の実用化を視野に、POPs農薬汚染サイトへの適用性の検証に取り組んでいます。

関係論文一覧

  • 1 松本ら:有機塩素系農薬ディルドリンおよびエンドリンの環境中での残留実態と微生物分解(英文) 、Applied Microbiology and Biotechnology 84, 205-216 (2009)
  • 2 松本ら:アナログ物質1、2-エポキシシクロヘキサンを用いたディルドリンおよびエンドリン分解菌の分離(英文) 、Applied Microbiology and Biotechnology 80, 1095-1103 (2008)

研究成果リスト

※学術論文、学会発表、出版物をクリックすると各詳細がご覧になれます。

学術論文

当社研究員による学術論文のご紹介です。

ハウス栽培エダマメにおける栽培要因、土壌化学性、ダイズシストセンチュウが収量に及ぼす影響
(英文・共著)

Nematology 19, 237-244 (2017)
伊藤 大輔、豊田 剛己1) Zhen Guang Li 1)
1)東京農工大学

もやし残渣水抽出液をもちいたダイズシストセンチュウの防除(英文・共著)

Nematology 17、523-530 (2015)
伊藤 大輔、豊田 剛己 1) 、Ghalia Missous Sedrati 1)
1)東京農工大学

PM2.5の酸分解/誘導結合プラズマ質量分析法によるケイ素を含む30元素一斉分析

大気環境学会誌 50、192-198(2015)
辻本 浩子、山岡 純子、仲地 史裕、川中 洋平

アスベストの気中濃度測定方法

生活と環境 平成26年4月号、31-35(2014)
豊口 敏之

土壌中のダイズシストセンチュウの孵化と密度に与えるもやし残渣の影響
(英文・共著)

Nematology 15, 923-929(2013)
豊田 剛己 1) 、後藤圭太 1) 、伊藤大輔
1)東京農工大学

廃棄物処理における放射能分析の精度管理

廃棄物資源循環学会誌 24、281-290(2013)
吉田 幸弘
東京電力福島第一原子力発電所事故由来の放射性物質に汚染された廃棄物処理における放射能分析の精度管理について記述した。本稿では、これら精度管理の具体的な内容の例示を行った。併せて、サーベイメータを用いた表面汚染密度の測定と空間線量率の測定についても簡単に触れた。

室内空間におけるアスベスト含有建材の劣化程度及びアスベスト繊維の飛散性に関する調査(共著)

日本建築学会構造系論文集 78、1055-1059 (2013)
古賀 純子 1) 、川口 正人 2) 、涌井 健 3) 、大山 能永 4) 、小松 保 5) 、豊口 敏之、本橋 健司 6) 、鎌田 元康 7)
1) 独立行政法人建築研究所 2) 清水建設技術研究所3) 鹿島建設建築管理本部建築技術部4) 大成建設技術センター建築技術開発部5) 竹中工務店東京本店作業所、当時 同安全環境部 6) 芝浦工業大学、建築研究所7) 東京大学

アスベスト含有煙突断熱材の劣化程度及び屋内へのアスベスト繊維の飛散性調査(共著)

日本建築学会構造系論文集 78、665-670(2013)
古賀 純子 1) 、川口 正人 2) 、涌井 健 3) 、大山 能永 4) 、小松 保 5) 、豊口 敏之、本橋 健司 6) 、鎌田 元康 7)
1) 独立行政法人建築研究所 2) 清水建設技術研究所3) 鹿島建設建築管理本部建築技術部4) 大成建設技術センター建築技術開発部5) 竹中工務店東京本店作業所、当時 同安全環境部 6) 芝浦工業大学、建築研究所7) 東京大学

東京都内の水道水中の有機フッ素化合物濃度および組成分布

水環境学会誌 35、57-64(2012)
今井 志保、川中 洋平、土屋 悦輝、尹 順子
ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)やペルフルオロオクタン酸(PFOA)等の有機フッ素化合物(PFCs)は、その残留性から環境中における拡散や人体への蓄積が問題視されている。本稿では、都内の水道水を対象にPFCsの濃度レベルを測定し、PFCsの摂取経路としての飲料水の重要性を評価した。

大気中に存在する粒子状変異原性物質の肺沈着に対する超微粒子(ナノ粒子) の寄与率の推計(英文)

Science of the Total Environment 409, 1033-1038(2011)
川中 洋平、松本 えみ子、坂本 和彦、尹 順子
大気中の粒子状物質はさまざまな変異原性物質を含んでおり、それらは呼吸によって体内に取り込まれる。本稿では、呼吸器沈着モデルを用いて、大気中の変異原性物質が呼吸器のどのような部位に到達・沈着するのか、そして肺胞への変異原性物質の沈着にナノ粒子がどの程度かかわっているのかについて推計した結果を紹介した。

最終処分場から採取したキレート処理溶融飛灰中重金属の長期安定性の評価

生廃棄物資源循環学会論文誌 21、86-93(2010)
辻本 浩子、王 寧、肴倉 宏史、大迫 政浩
溶融飛灰中の重金属の溶出を抑制させる方法として、液体キレート剤を用いた薬剤処理法が用いられているが、処理飛灰中飛灰中の金属キレート化合物の長期安定性が懸念されている。本稿では、溶融飛灰のみが埋め立てられている最終処分場から飛灰試料を採取し、金属キレート化合物としての存在量の確認および重金属の溶出特性について調査した結果を報告した。

有機塩素系農薬ディルドリンおよびエンドリンの環境中での残留実態と微生物分解(英文)

Applied Microbiology and Biotechnology 84, 205-216(2009)
松本 えみ子、川中 洋平、尹 順子、小柳津 広志
有機塩素系農薬ディルドリンおよびエンドリン(以下、ドリン系農薬)は、使用禁止後40年近く経過しているにもかかわらず、現在も作物や土壌等の環境中から検出されている。本総説では、環境中でのドリン系農薬の残留実態を示しながら、それらの除去対策として期待されているバイオレメディエーションやファイトレメディエーションに利用可能な微生物や植物の能力についてまとめた。

多環芳香族炭化水素の呼吸器沈着に対する超微粒子の寄与の推計(英文)

Environmental Science and Technology 43, 6851-6856(2009)
川中 洋平、土屋 悦輝、尹 順子、坂本 和彦
超微粒子は、大気中の粒子状物質の中でも極めて小さいサイズの粒子(粒径が100 nm以下)であり、呼吸器の深部にまで到達することが知られている。本稿では、超微粒子が大気中での代表的な発がん性/変異原性物質である多環芳香族炭化水素(PAHs)の肺胞へのキャリアーとして重要な役割を果たしていることを紹介した。

生態系保全を理念とする法的規制と住民の反応

環境社会学研究 15、132-138(2009)
二宮 咲子
生態系保全を理念とする環境政策は新しく、運用に伴う現状と課題の分析は少ない。本稿では、北海道釧路湿原流域を事例地として、生態系と密接なかかわりを持つ地域住民への聞取り調査、参与観察、資料調査を軸とした質的社会調査手法により、外来生物の自然環境や人間社会への影響の地域特性を踏まえた環境政策の重要性を明らかにした。

アナログ物質1、2-エポキシシクロヘキサンを用いたディルドリンおよびエンドリン分解菌の分離(英文)

Applied Microbiology and Biotechnology 80, 1095-1103 (2008)
松本 えみ子、川中 洋平、尹 順子、小柳津 広志
有機塩素系農薬ディルドリンおよびエンドリン(以下、ドリン系農薬) が残留する土壌の浄化技術としては、微生物を用いるバイオレメディエーションが期待されているものの、それらを効果的に分解できる微生物は獲得されていない。
本稿では、ドリン系農薬分解菌の効率的かつ選択的な培養方法を開発し、ドリン系農薬分解活性を示す土壌を分離源として、非常に高い分解能を有する好気性ドリン系農薬分解菌2株の分離に成功した例について紹介した。

超微粒子の示す高変異原活性へのニトロ化多環芳香族炭化水素類の寄与率(英文)

Atmospheric Environment 42, 7423-7428 (2008)
川中 洋平、松本 えみ子、王 寧、尹 順子、坂本 和彦
大気中の超微粒子は、呼吸器深部にまで到達することから人体への影響が問題視されている。本稿では、超微粒子が大気中の粒子状物質の中でも極めて高い変異原活性(重量あたりの変異原性)を示すこと。そして、超微粒子の示す高変異原活性に対してニトロ化多環芳香族炭化水素が重要な役割を果たしていることを紹介した。

ガスクロマトグラフ/負イオン化学イオン化タンデム質量分析計を用いたディーゼル排気粒子中のニトロ化多環芳香族炭化水
素類の高感度分析法(英文)

Journal of Chromatography A 1163, 312-317 (2007)
川中 洋平、坂本 和彦、王 寧、尹 順子
ニトロ化多環芳香族炭化水素は、大気やディーゼル排気粒子中に存在する変異原性物質の中でも著しく活性が高く重要性が指摘されているものの、存在量が少ないため定量が困難とされてきた。本稿では、ガスクロマトグラフ/負イオン化学イオン化タンデム質量分析計を用いた表記物質の簡便かつ超高感度な分析法を報告した。

道路沿道および都市部郊外地域の大気中に存在する超微粒子の変異原活性の比較(英文)

Journal of Health Science 52, 352-357(2006)
川中 洋平、松本 えみ子、王 寧、土屋 悦輝、Jiang、Z. U.、尹 順子
道路沿道地域では、大気中の粒子状物質濃度が相対的に高く、呼吸器関連の疾病に対するリスクが懸念されている。本稿では、道路沿道および都市部郊外地域において大気中の粒子状物質を粒径別にサンプリングして、その毒性を比較した結果を紹介した。

高速液体クロマトグラフィー/誘導結合プラズマ質量分析法による水試料中のジフェニルアルシン酸及びフェニルアルソン酸の定量

分析化学 54、631-636(2005)
今井 志保、川中 洋平、王 寧、尹 順子
ヒ素化合物は、その形態により毒性が大きく異なるため、正確なリスク評価をするうえでは形態別に分析することが必須とされる。本稿では、化学兵器や農薬の関連物質であるジフェニルアルシン酸およびフェニルアルソン酸を含む7種のヒ素化合物の分離定量方法を開発した結果を紹介した。

PCR-SSCP法によるナミコガタシマトビケラの遺伝的多様性の調査

生物地理学会会報 60、42-46(2005)
林 義雄

ガスクロマトグラフィー/負イオン化学イオン化タンデム質量分析法による大気浮遊粒子中のニトロアレーンおよび3-ニトロベンズアントロンの定量

分析化学 54、685-692(2005)
川中 洋平、坂本 和彦、王 寧、尹 順子

低圧インパクターを用いて分級捕集した大気浮遊粒子の変異原性(英文)

Atmospheric Environment 38, 2125-2132(2004)
川中 洋平、松本 えみ子、坂本 和彦、王 寧、尹 順子

液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析法による環境水中医薬品の分析

生環境化学 14、127-134(2004)
石井 善昭、王 寧、尹 順子

大気浮遊粒子中の1-ニトロピレンおよび多環芳香族炭化水素の粒径分布および季節変化

環境化学 12、599-607(2002)
川中 洋平、王 寧、尹 順子、坂本 和彦

エステラーゼアイソザイムを用いたCheumatopsyche infascia (Trichoptera、Hydropsychinae) の地理学的研究(英文)

Biogeography 4、1-4(2002)
林 義雄、尹 順子

生物による環境修復技術

環境化学 12、67-72(2002)
松本えみ子

液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析法による河川底質中のカルベンダジムとチアベンダゾールの分析方法

環境化学 12、141-145(2002)
沖田 智、石井 善昭、尹 順子

液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析法による大気浮遊粉じん中のニトロピレンおよびジニトロピレンの定量

環境化学 11、267-272(2001)
川中 洋平、尹 順子

多摩川水系におけるコガタシマトビケラ属(Cheumatopsyche; Hydropsychidae)幼虫の分布と環境要因について

陸水学雑誌62、51-59(2001)
林 義雄、町田 和俊、尹 順子

固相抽出/液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析法による環境水中のカルベンダジムとチアベンダゾールの分析方法

分析化学 50、127-132(2001)
沖田 智、石井 善昭、尹 順子

LC/MS/MSを用いた河川水及び下水処理場放流水中のノニルフェノールポリエトキシレートの定量

環境化学 10、607-614(2000)
川中 洋平、鳥貝 真、尹 順子

GC/MSによる下水処理場放流水及び河川水中のエストロゲンの分析

環境化学 10、595-600(2000)
鳥貝 真、石井 善昭、尹 順子、橋場 常雄

液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析法による環境水中のエストロゲンの定量

分析化学 49、753-757(2000)
石井 善昭、沖田 智、鳥貝 真、尹 順子

食品包装用ラップフィルムからのノニルフェノールおよびビスフェノールAの溶出

環境化学 10、73-78(2000)
川中 洋平、鳥貝 真、尹 順子、橋場 常雄、岩島 清

エステラーゼを用いたCheumatopsyche galloisi(MATSUMURA、1931) (Trichoptera:Hydropsychidae)の幼虫期と成虫期の関連性(英文)

Japanese Journal of Limnology 60, 379-384(1999)
林 義雄、尹 順子

環境試料中β-エストラジオールの定量における内標準物質の検討

分析化学 48、725-729(1999)
鳥貝 真、沖田 智、尹 順子、橋場 常雄、岩島 清

イミノ二酢酸キレート(IED)膜上捕集濃縮/ICP- AESによる環境水中金属元素の迅速同時分析

分析化学 48、725-729(1999)
鳥貝 真、沖田 智、尹 順子、橋場 常雄、岩島 清

廃棄物中の有害金属類の溶出ポテンシャルに関する研究-逐次抽出法による溶出試験結果の評価-

廃棄物学会論文誌 10、142-151(1999)
欧陽 通、鳥貝 真、坂井 るり子、王 寧、尹 順子、岩島 清、大迫 政浩

酵素多型による日本産コガタシマトビケラ属(Cheumatopsyche :Trichoptera; Hydropsychidae)3種類の分類

陸水学雑誌 59、175-183(1998)
林 義雄

多摩川河川水中のCr、MoおよびSbの濃度分、存在形態と供給源

環境化学 8、33-45(1998)
欧陽 通、鳥貝 真、沖田 智、馬場 和彦、尹 順子、岩島 清

マイクロ波加熱分解/ゼーマンバックグラウンド補正黒鉛炉原子吸光分析法による都市ごみ焼却飛灰中のセレンの定量

分析化学 47、195-198(1998)
鳥貝 真、欧陽 通、岩島 清、大迫 政浩、田中 勝

酵素免疫測定法によるダイオキシン類のスクリーニングに関する研究

廃棄物学会論文誌 8、311-320(1997)
坂井 るり子、大迫 政浩、吉田 幸弘、芳賀 直樹、岩島 清、田中 勝

クエン酸緩衝液を用いたHG/ICP-AESによる無機As(III)、Sb(III)、およびSe(IV)の同時測定法

環境化学 7、267-273(1997)
王 寧、欧陽 通、尹 順子、岩島 清

誘導結合プラズマ発光分析法による都市ごみ焼却飛灰中のヒ素、アンチモン、クロム、カドミウム、ニッケル及び鉛の迅速定量のためのマイクロ波加熱分解法の検討

分析化学 46、401-406(1997)
鳥貝 真、欧陽 通、岩島 清、大迫 政浩、田中 勝

野外におけるヒゲナガカワトビケラ(トビケラ目、ヒゲナガカワトビケラ科)幼虫のカルボキシルエステラーゼ活性について

陸水学雑誌 57、333-336(1996)
林 義雄、馬場 和彦

多摩川におけるいくつかの溶存有機化合物の分布と供給源

環境化学 6、521-532(1996)
寺口 智美、沖田 智、尹 順子、岩島 清

都市近郊の湧水路底生動物群集を指標とした水辺環境の自然性の評価

土木学会論文集 545、89-99(1996)
馬場 和彦、茅 洪新、岩島 清

土壌中Hg(II)の溶出特性と迅速溶出法への応用

環境化学 6、17-26(1996)
井堀 多美子、王 寧、馬場 和彦、岩島 清

汚染された土壌中の六価クロムの溶出特性

日本土壌肥料学雑誌 66、663-669(1995)
王 寧、井堀 多美子、馬場 和彦、岩島 清

プラスチック廃棄物を考慮した都市ごみの適正処理計画

廃棄物学会誌 5、326-335(1994)
片柳 健一

多摩川における溶存有機化合物の検索と定量

環境化学 4、325-333(1994)
尹 順子、寺口 智美、朱 暁明、岩島 清

都市近郊林の造成に伴う土壌諸性質の変化

日本緑化工学会誌 19、256-260(1994)
王 寧、磯部 正、馬場 和彦、岩島 清、久野 春子、鈴木 創

学会発表

当社研究員による学会発表のご紹介です。

埼玉県におけるダイズシストセンチュウの要防除水準及び新規防除手法の開発

伊藤 大輔、豊田 剛己
第24回日本線虫学会大会シンポジウム(東京農工大学):2016年9月14日~16日

誘導体化-LC/MS/MS法による環境大気中のシアン化水素の定量

川中 洋平、今井 志保、石井 善昭
第57回大気環境学会年会(北海道大学):2016年9月7日~8日

東京都冬季におけるガス成分とPM2.5の関係性

横山 咲、仲地 史裕、平川 久美子、藤澤 寛生
第57回大気環境学会年会(北海道大学) :2016年9月7日~8日

LC-MS/MSを用いた大気試料中の3、3′-ジメチルベンジジン(o-トリジン)の分析法開発

今井 志保、森 孝之、川中 洋平、石井 善昭
第25回環境化学討論会(新潟コンベンションセンター):2016年6月8日~10日

多摩川河川水および水処理施設からの放流水中における人工甘味料の存在状況の調査

今井 志保、川中 洋平、石井 善昭
第24回環境化学討論会(札幌コンベンションセンター):2015年6月24日~26日

アスベスト定量法(ISO22262-2)におけるポイントカウント法の実験的検討

仲地 史裕、小沢 絢子、片倉 久志、加藤 浩、貴田 晶子、木村 宣仁、小出 信幸、小坂 浩、佐々木 信廣、冨田 知靖、外山 尚紀、濱田 早苗、藤原 靖将、永野 忠洋 第24回環境化学討論会(札幌コンベンションセンター):2015年6月24日~26日

ICP-MSを用いたPM2.5中のケイ素を含む30元素一斉分析法

辻本 浩子、山岡 純子、仲地 史裕
第55回大気環境学会年会(愛媛大学):2014年9月17日~19日

玉県枝豆圃場におけるリアルタイムPCR法を用いたダイズシストセンチュウの要防除水準の作成

伊藤 大輔、豊田剛己、加藤雅之、森 久夫、岡田 繁、福地 峻、日比谷 利夫、松本裕太、吉田 保、臼倉進一
第22回日本線虫学会大会(文部科学省研究交流センター):2014年9月16日~18日

大気中における多環芳香族炭化水素およびそのニトロ誘導体の発がんリスク評価

川中 洋平
第31回エアロゾル科学・技術研究討論会(筑波大学):2014年8月6日~8日

ミジンコ、藻類および魚類を用いた河川水の短期慢性毒性の評価-WET手法の河川水への適用例-

松本 えみ子、川中 洋平、飯島 健、伊藤 大輔、牛岡 聡司
第48回日本水環境学会年会(東北大学):2014年3月17日~19日

ニトロ化多環芳香族炭化水素(nitro-PAHs)の大気中濃度およびその呼吸器沈着への粗大粒子、微小粒子および超微粒子の寄与の評価

川中 洋平、尹 順子
第54回大気環境学会年会(新潟コンベンションセンター):2013年9月18日~20日

大気中における多環芳香族炭化水素およびその誘導体の濃度レベルならびに発がんリスクへの各物質の寄与の評価

川中 洋平、尹 順子
第22回環境化学討論会(東京農工大学):2013年7月31日~8月2日

生物応答を利用した排水管理手法に関する技術検討-ニセネコゼミジンコ繁殖試験の安定的実施に向けた品質管理の試み-

松本 えみ子、飯島 健、川中 洋平、牛岡 聡司、尹 順子
第22回環境化学討論会(東京農工大学):2013年7月31日~8月2日

道路近傍および都市部郊外における大気中PAHsの濃度ならびに発がんリスク

川中 洋平、尹 順子
第53回大気環境学会年会(神奈川大学):2012年9月12日~14日

都内水道水中における有機フッ素化合物の濃度および組成分布

今井 志保、川中 洋平、土屋 悦輝、尹 順子
第21回環境化学討論会(愛媛県県民文化会館):2012年7月11日~13日

日本における重金属等汚染土壌の分析

王 寧
平成23年度日中協力土壌重金属汚染対策セミナー(長沙華天大酒店・中国):2011年9月26日

水道水中の有機フッ素化合物の濃度分布および同族体組成

今井 志保、川中 洋平、土屋 悦輝、尹 順子
第45回日本水環境学会年会(北海道大学):2011年3月18日~20日

大気中に存在する変異原性物質の肺沈着への超微粒子の寄与の推算(英文)

川中洋平、松本えみ子、尹順子
日韓環境化学シンポジウム(淑明女子大学・韓国):2010年11月3日~5日

1、2-エポキシシクロヘキサンを用いた土壌からのディルドリンおよびエンドリン分解菌の分離

松本 えみ子、川中 洋平、尹 順子
日韓環境化学シンポジウム(淑明女子大学・韓国):2010年11月3日~5日

大気中の超微粒子は変異原性物質の肺へのキャリアーとして重要な役割をはたしているのか?

川中 洋平、松本 えみ子、尹 順子
第51回大気環境学会年会(大阪大学):2010年9月8日~10日

土壌からの効率的な好気性ドリン系農薬分解菌の分離と分離菌の特性評価

松本 えみ子、川中 洋平、尹 順子
第44回日本水環境学会年会(福岡大学):2010年3月15日~17日

大気中に存在するPAHs の肺沈着への超微粒子の寄与の推算

川中 洋平、尹 順子、坂本 和彦
第50回大気環境学会年会(慶應義塾大学):2009年9月16日~18日

長期養生によるキレート処理溶融飛灰中重金属の化学的安全性と金属形態

辻本 浩子、王 寧、肴倉 宏史、大迫 政浩
第19回廃棄物学会研究発表会(京都大学):2008年11月19日~21日

環境問題における科学知とローカル知とのすれ違いから順応的ガバナンスにむけた人文社会科学的な環境モニタリングの提案-釧路湿原東部の湖沼流域を事例として

二宮 咲子
科学技術社会論学会第7回年次大会(大阪大学):2008年11月8日~9日

道路沿道大気中に存在する超微粒子の変異原性へのNitro-PAHs の寄与

川中 洋平、松本 えみ子、尹 順子、坂本 和彦
第49回大気環境学会年会(金沢大学):2008年9月17日~19日

食物の摂食に伴い土壌汚染が及ぼす野生生物への影響

原元 利浩
第14回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会(埼玉会館):2008年6月25日~26日

「かかわり指標」による生態系の文化サービス評価とモニタリング-地域住民の声と知を政策につなぐために

二宮 咲子
環境社会学会第37回セミナー:2008年6月6日~8日

実埋立試料採取分析によるキレート処理溶融飛灰の長期安定性に関する調査研究

辻本 浩子、王 寧、肴倉 宏史、大迫 政浩
第18回廃棄物学会研究発表会(つくば国際会議場):2007年11月19日~21日

野生生物保護の新たな政策課題としての環境汚染と生態リスク-環境汚染に係る生態リスク評価・管理の理念と法制度の国際比較分析から-

二宮 咲子、川中 洋平、王 寧、尹 順子、鬼頭 秀一
第13回野生生物保護学会(江戸川大学):2007年11月16日~18日

道路沿道大気中に存在する超微粒子の変異原性(英文)

川中 洋平、松本 えみ子、王 寧、土屋 悦輝、尹 順子、坂本 和彦
第13回毒性評価国際シンポジウム(富山県民会館):2007年8月19日~24日

微生物コンソーシアムによるディルドリンおよびエンドリンの好気的分解(英文)

松本 えみ子、川中 洋平、王 寧、尹 順子、小柳津 広志
第13回毒性評価国際シンポジウム(富山県民会館):2007年8月19日~24日

ディルドリンおよびエンドリン分解能を有する土壌中の微生物群集構造解析

松本 えみ子、川中 洋平、王 寧、尹 順子、小柳津 広志
第13回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会(京都大学):2007年6月5日~6日

GC/NCI/MS/MSを用いたディーゼル排気粒子中のNitro-PAHsおよびNitro-oxy-PAHsの定量

川中 洋平、王 寧、尹 順子、坂本 和彦
第47回大気環境学会(東京大学):2006年9月20日~22日

自然再生事業における生態リスク評価・管理政策に関する検討-釧路湿原自然再生事業への北米の枠組み規制型生態リスクアセスメント制度の適用可能性-

二宮(島田) 咲子、原元 利浩、王 寧、尹 順子、鬼頭 秀一
環境経済・政策学会2006年大会(国立京都国際会館):2006年7月4日~7日

高速液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析法による環境試料中のPFOSおよびPFOAの分析

今井志保、王寧、尹順子
第12回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会(京都大学):2006年6月29日~30日

土壌微生物群によるディルドリンおよびエンドリン分解能の強化

松本 えみ子、川中 洋平、王 寧、尹 順子
日本農芸化学会2006年度大会(京都女子大学):2006年3月25日~28日

出版物

当社研究員が著述した書籍のご紹介です。

外来生物:生物多様性と人間社会への影響

分担執筆:二宮 咲子「ローカルな「問題化の過程」と「外来種問題」
裳華房:2011年9月

環境倫理学

分担執筆:二宮 咲子「政策からこぼれおちるローカル知」
東京大学出版会:2009年12月

生態系再生の新しい視点-湖沼からの提案

分担執筆:二宮 咲子「かかわりの視点からの湖沼環境評価」
共立出版:2009年6月25日

図解 土壌・地下水汚用語辞典

分担執筆:王 寧
オーム社:2009年3月

分析試料前処理ハンドブック

分担執筆:王 寧「土壌・底質試料」
丸善出版:2003年1月