商品概要
公共用水域(河川・湖沼・海域等)においては、水質汚濁防止法、湖沼水質保全特別措置法などにより、環境基準や排水基準が定められています。これらの基準に対しての現状を把握するための調査・分析が必要になります。
当社ではpHや生物化学要求量(BOD)といった生活環境の保全に係る環境基準に関する項目や水銀やカドミウムといった人の健康の保護に関する環境基準に関する項目、ダイオキシン類、水温や流速などの調査・分析を行っています。
ご利用シーン
公共用水域の年間変動等のモニタリング調査による現状把握
工事等による影響確認調査による状況把握
自然災害や人的な異常発生時の確認調査による状況確認など
調査項目
●生活環境の保全に関する環境基準(pH、BOD、COD等)
●人の健康の保護に関する環境基準(PCB、カドミウム、水銀等)
●要監視項目(クロロホルム、トルエン等)
●富栄養化関連項目(窒素、リン、クロロフィル等)
●ダイオキシン類等
●現場測定項目(水温、透視度、流量等)
調査の内容に応じて必要な項目を選択し調査・分析を行うことが出来ます。
(ご依頼後)調査・分析の流れ
- ステップ1
- 調査実施計画(現地下見、調査計画、打合せ)
お客様のご意見、ご要望をお聞きし、現地の下見を行い、調査計画の作成を行います。
- ステップ2
- 試料採取及び現地測定
採取器具を用いて、試料の分取を行い、分析項目ごとに容器へ試料が均一になるように分取を行います。
現地にて水温や透視度、流速などの現地測定項目の測定を行います。
- ステップ3
- 分析
分析項目により前処理等を行い、機器分析を行います。
- ステップ4
- 結果報告
証明書のみから結果一覧表や報告書など、お客様の要望に応じて報告を行います。
特長
環境基準等の項目追加における調査・分析が対応可能となります。
水質汚濁に係る人の健康の保護に関する要監視項目に、ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)が追加されました(令和2年5月28)。これらの項目に関して調査・分析を対応を行うことができます。
事例・実績
●河川水質モニタリング調査委託(各自治体)
●環境アセスメントにおける実態把握調査
留意点
●目的に応じた分析項目がわからない場合は、ご相談いただければ対応致します。
●分析項目によっては結果が出るまでに時間がかかるものがあります。納期等に関しましては、ご相談ください。