商品概要
公共用水域(海域、河川、湖沼等)に事業場等から排水する場合には、水質汚濁防止法、湖沼水質保全特別措置法などにより定められた排水基準を遵守する必要があります。また、下水排水についても下水道法により下水排除基準が定められています。
これらについては、一定期間内で検査する必要があり、基準を超えた排水を流した事業者は各法令に基づき処罰を受けることになります。
最終放流口でのトラブル未然防止のため、各処理工程ごとの水質検査もしておくことで、各処理設備のメンテナンス時期の把握ができます。
(ご依頼後)調査・分析の流れ
- ステップ1
- 調査計画(案)のご提案
お客様ニーズの確認、法令・条例の確認いたします。
- ステップ2
- 現場下見・測定計画の確定
安全確認・問題点確認、測定スケジュールの確認を行います。
- ステップ3
- 測定・分析
熟練した技術者による現地測定、国内最高基準の技術・設備による分析を行います。
- ステップ4
- 報告・説明
測定結果に対する技術による明確なご報告を行います。
- ステップ5
- 機能診断・改善提案
問題の原因の解析、問題解消の為の改善提案をいたします。
特長
どこのメーカーにも属さない中立な立場で、水処理施設の機能診断、改善提案を行い、最適な排水処理体制の構築(汚泥発生量の削減、放流水質の安定等)に貢献します。
留意点
排水基準を適合させるためには?
●製造方法、工程等を工夫して対象物質の使用量を削減する。
●各工程からの対象物質の排出量を把握し、排出量の抑制を努める。
●これらの方法によっても排水基準に適合できない場合には、対象物質の除外施設等を設置する必要があります。廃液を回収し、処理業者に委託することも検討してみてください。