商品概要
近年日本では、都市で大量に廃棄される家電製品などに有用な金属資源が多く含まれることから、それらを回収・活用しようとする考え方が広まっています。また循環型社会を目指し、金属のリサイクルをより一層進めていく為に、平成25年4月から「小型家電リサイクル法」という法律が施行されました。
資源性のある金属を回収し活用するためには、まずその在処・存在量を把握することが必要です。
当社では様々な分析(小型家電中のレアメタルや貴金属を解体、破砕、酸分解し、ICP質量分析計や、フレーム原子吸光光度計にて定量する)により、基礎検討資料となり得る概略含有量の把握を行うことが可能です。
解体、分別
カッティングミルでの粉砕
酸分解
(ご依頼後)調査・分析の流れ
- ステップ1
- 試料の採取
弊社においては経験豊富な調査担当者がお客様のニーズに応じた試料採取計画をご提案し、サンプリングを行います。
お気軽にお問合せください。
- ステップ2
- 分析
分析試料の調製:試料の代表性及び均質性を確保し、カッティングミル等で粉砕試料を調製します。
酸分解:試料の性状に合わせ、酸分解を行い、固体から液体へ目的元素を抽出します。
機器測定:含まれている元素の濃度に合わせ、ICP質量分析計やフレーム原子吸光光度計で測定を行います。
- ステップ3
- ご報告
お客様のご要望に沿った形にて、測定結果をご報告させていただきます。