商品概要

【消・脱臭剤の性能評価】
●消臭剤や脱臭剤のにおいに対する低減効果を評価します。
●たばこ臭や焼き肉臭などの実臭気、もしくは硫化水素等の標準ガスを用いた模擬臭気での試験が可能です。
●空間のにおい、布等に付着したにおいを想定した試験設計が可能です。
●試験空間は試験予算や製品の用途に合わせて、数リットルのテーブル試験から数十m3の実空間まで試験設計致します。
●効果の評価は、ヒトの嗅覚を用いた官能評価、もしくは臭気物質の濃度を測定して行います。
 特に消臭剤の感覚的消臭効果を評価するためには官能評価が必須となります。
●芳香消臭脱臭剤協議会の効力試験方法に従った評価も可能です(当社は同協会の会員企業です)。

【空気清浄・脱臭装置の性能評価】
●空気清浄機等の脱臭機能に対する効果、脱臭装置の脱臭能力の評価を行います。
●産業レベルの実機の現場測定から、ラボレベルの試験までいずれも対応が可能です。
●ラボ試験の場合は、たばこ臭や焼き肉臭などの実臭気、
 もしくは硫化水素等の標準ガスを用いた模擬臭気での試験が可能です。
●循環試験(試験空間内で対象装置を稼働したときの試験空間内のにおいを経時的に評価して減衰曲線を取得が可能)、
 ワンパス試験(においが装置を1回通過したときの除去率を評価)のいずれにも対応可能です。
●効果の評価は、ヒトの嗅覚を用いた官能評価、もしくは臭気物質の濃度を測定して行います。
●日本空気清浄協会(JACA)の空気清浄機の性能評価指針に準じた評価も可能です(当社は同協会の会員企業です)。

ご利用シーン

ご利用シーンは大きく4つのケースに分けられます。

製品の消・脱臭効果のエビデンスを取得したい場合

消・脱臭剤、空気清浄・脱臭装置の開発時における評価をしたい場合

脱臭装置の検収

対策を考えているにおいに対する、消・脱臭剤の選定

(ご依頼後)調査・分析の流れ

評価目的、ご予算、評価対象製品の特性に合わせた試験方法や評価方法を、お客様と協議をしながら設計致します。初期見積り、契約後に評価試験に着手致します。オーダーメイド試験となる場合が多いので、実際に試験を行ってみて課題や改善点が判明することも多く、試験はお客様と協議しながら進めていく場合もあります。

ステップ1
試験設計

評価目的、ご予算、評価対象製品の特性に合わせた試験方法や評価方法を、お客様と協議をしながら設計致します。
オーダーメイド試験の場合は必要に応じて試験計画書を作成して詳細な協議を行い試験仕様を決定していきます。

ステップ2
お見積もり及びご契約

試験仕様に従ったお見積もりを積算致します。ご予算に合わない場合は、試験仕様について協議変更を行います。ご予算的に評価目的が達成できない(当社が結果に責任を持てない)と判断した試験は実施致しません。

ステップ3
報告書作成

試験方法から試験結果まで、報告書を見た方がその試験を再現できることを念頭にレポートを作成致します。報告書番号等を明示して評価結果を製品の技術資料のエビデンスとして活用されているお客様もいらっしゃいます。
また、ご要望が有れば報告会や、共同での論文発表にも対応致します。

特長

多くの実績と知見からの試験設計提案。

当社は創業以降、悪臭の公害分析に始まり多様な臭気の評価に関するご相談を受けてまいりました。においに関するご相談の裾野は極めて広く、現在では空気環境的な臭気の評価のみならず、さまざまな製品のにおいに関する特性の評価のご相談を頂いております。これら一つ一つの案件から他の案件へ応用できる知見も多く、多様なお客様の製品に対して最適な評価方法を提案致します。

評価結果の社会的信頼性

当社は臭気分析のリーディングカンパニーとして、(公社)におい・かおり環境協会の法人会員であるとともに同協会から第1種臭気測定認定事業所として認定されております。また芳香消臭脱臭剤協議会、日本空気清浄協会の法人会員でもあり、常ににおいの評価に関する最新の知見の収集を行い、お客様への試験提案へ反映させております。

リピート率の高さ

当社ににおいの評価をご依頼頂いたお客様は、新たな案件が発生したときには継続してご相談を頂けるお客様が大半です。これは当社の仕事に一定の評価を頂けている証と考えております。また、製品の品質管理のうち、においの評価に関することの多くを定常的に当社にご相談してくださるお客様もおり、大きな責任感のもと業務を行っております。

事例・実績

●空気清浄機等の脱臭性能評価
●脱臭機能付属家電の脱臭性能評価
●浴室暖房乾燥機の脱臭性能評価

他多数