商品概要
当社では福島県内にある福島浜通りイノベーションセンターにて放射性物質の核種分析を行っております。
今後の廃炉作業、除染に伴い発生した土壌、灰、廃棄物についての放射性物質の核種分析においてそれぞれの放射能に応じた処理が求められており処理対象の放射能を把握することが必要となっております。
しかし放射能を含む土壌、灰、廃棄物については県外への持ち出しができないものもあり、また放射性物質の移動には事故等による放射性物質の漏洩に伴う環境汚染のリスクが存在するため県内での測定が必要となる案件も多く存在します。
ご利用シーン
建物の解体時に発生する廃材、山林の伐採に伴う枝木、土地利用に伴う廃土や廃水に対して廃棄物処理を行う際、「廃棄物処理法」による基準の他に「放射性物質汚染対処特措法」により廃棄物の放射能濃度の測定を求められる場合があるため処理対象の放射能を把握することが必要となっております。
(ご依頼後)調査・分析の流れ
- ステップ1
- 試料の採取
正しい分析結果を得るためには目的に沿った試料採取計画、サンプリングが必要となります。
弊社においては経験豊富な調査担当者がお客様のご要望に応じた試料採取計画をご提案させていただきサンプリングを行います。
- ステップ2
- 分析
採取した試料を目的に応じて乾燥、裁断、粉砕、混合等前処理を行った上で測定を行います。
- ステップ3
- ご報告
測定結果をお客様のご要望に沿った形(試験成績証明書、報告書等)でご報告させていただきます。
特長
実験設備を併設しております。
福島県内弊社施設では放射性物質の核種分析以外にも敷地内に実験設備を併設しており様々な受託試験に対応いたします。