商品概要
実圃場で作物栽培を行い、農業用・緑化用資材などの性能を評価いたします。お客様が開発された製品(肥料・土壌改良剤・農薬 等)を第3者機関である当社が試験・評価することで販促用のデータや公的な登録用データを取得することが出来ます。
栽培作物は普通作物(水稲、豆類等)、園芸作物(野菜、果樹、花き)、飼料作物まで多種にわたり可能です。
試験規模はセルトレイ、ポット、実圃場での栽培など製品の開発段階や使用シーンに合わせての試験が可能です。
また、栽培試験に伴う分析・解析業務(土壌分析・作物分析・微生物分析・統計解析(検定・多変量解析 等))にも対応可能なので、様々な角度から製品の評価が可能となります。
当社では試験仕様の作成段階からお手伝いいたしますので、まずは一度ご相談ください。
圃場試験実施時の留意点と独自のソリューション
実圃場での試験は製品開発の後期(最終段階)に実施する場合が多く、いわば製品の実使用を想定したパイロット運転のような側面があります。そのため、試験時の気象や病害虫の発生状況などで製品の効果が隠れてしまう場合もあり、実施する年や場所によって効果に差がでることもしばしばです。
こういった状況での客観的な評価手法として、効果を取りまとめる統計手法(検定、効果量、メタアナリシス)のご提案も行っております。当社での圃場試験に加えて、圃場での試験結果を手掛かりに「本当に製品の効果は認められたのか?」、「効果の出やすい条件は?」までを解決いたします。
ご相談の流れ
最初はHPからお問い合わせください 担当部署よりTELもしくはメールにてご連絡いたします。
- ステップ1
- HPよりお問い合わせ
ご希望の試験などを詳細に記載いただくと担当部署からの連絡の際により具体的なお話が可能です。
- ステップ2
- 試験設計
いただいた情報をもとに試験を設計いたします。この際に概算のお見積もりも出させていただきます。
- ステップ3
- ご契約
NDA(秘密保持契約)や試験に関する契約書を作成の上、ご契約をさせていただき試験を開始いたします。初回ご利用のお客様に限り、試験の着手前に入金をお願いすることがあります。
特長
民間試験機関としての柔軟な対応
茨城県筑西市に自社農場を約1ha有しており、お客様のニーズに応じた柔軟な試験設計やスケジュール管理が可能です。農場見学も可能ですので、お気軽にご相談ください。
独立系試験機関としての評価
当社は農薬や肥料などのメーカーの関連会社ではないため、より客観的な試験機関としての結果をお返しできます。
栽培試験・分析・解析のオールインワン受託
栽培試験から収量調査はもちろん、成分分析や統計解析まですべて受託可能です。
農業専門学校との技術提携
鯉淵学園農業栄養専門学校と提携しており、農業の栽培・分析・販売・経営の専門家を通じて試験受託に限らないトータルソリューションを実現しています。
事例・実績
実績
●環境省 農用地の重金属関係法令改正に係る栽培・分析・解析業務
●農林水産省 有害線虫診断手法及び防除手法開発
●東北大学 菌根菌資材開発に係る栽培試験業務
●農業生産法人 生薬栽培条件の検討業務(栽培・分析・解析業務)
その他
●農薬関連試験(薬効・薬害)
●肥料開発試験(トレイ・ポット・コンテナ・圃場)
●バイオスティミュラント開発試験
●農業用ハウスの設備試験 など多数受託実績あり
留意点
圃場での栽培は作物ごとに適した栽培時期が決まっています。ご相談の際は栽培適期に間に合うように余裕をもってご相談・ご依頼ください。