こんにちは。基盤整備・研究開発室の飯田です。
インドネシアのバリで9月19~23日に開催された、第6回ANOHに参加させて頂きました。
ANOHは、Asian Network of Occupational Hygiene (アジア産業衛生ネットワーク学会) の略で、「エイノー」と読みます。
学会参加対象者は、産業衛生技術に関わる方や、作業環境測定士、衛生管理者、衛生工学衛生管理者、労働衛生コンサルタント、労働安全コンサルタント、産業医、産業看護職など。
学会の目的は、「世界の工場」となっているアジア地域の産業衛生の向上や、ハイジニストの技術・知識の充実、途上国の支援です。
私は2016年の第1回から参加しており、第2回以外は毎回参加しています。COVID-19の影響で2020年は中止、2021年はWEB開催となり、本年は現地で開催された2019年から3年ぶりの現地・WEBでのハイブリッド開催となりました。学会初日、参加者は知り合いを見つけては再会のハグをしていました。
国際学会に参加し、国内の良い研究内容や測定機の性能を世界に発信し、また諸外国の発表から、日本にまだなかった視点や最新の測定方法・リスクアセスメント手法の情報を日本へ持ち帰ることは、国内の労働安全衛生管理を発展させる上で、非常に重要だと思っています。
化学物質の自律的管理へ移行していく対応を考える上でも、参考になる講義や発表がいくつもありました。
次回開催地はまだ決定していませんが、コロナも落ち着き、今年よりさらに多くの方が発表や参加申し込みをして下さり、現地でご一緒できることを願っています。
▼発表の様子
▼ANOH開催ホテル近くの海とプール
▼美味しかった夕食と朝食