学会という響きは医療分野のイメージが強いですが、水環境、大気、廃棄物、においかおり、衛生等、ECCが関わる分野でも様々な学会があります。今回参加したのは環境分野の学会(※)になります。

※第2回環境化学物質3学会合同大会(第31回環境化学討論会/第27回日本環境毒性学会研究発表会/第25回環境ホルモン学会研究発表会)

そこで私が思う学会の楽しみを3つ挙げてみました。

学会の楽しみ①最新の研究を知ることができる!

今ではニュース等でも取り挙げられる「海洋プラスチック汚染」「有機フッ素系界面活性剤」もこの学会では20年近く前から話題に挙がっていました。トレンドを知ることで数年先を見据えることができます。

学会の楽しみ②同じ分野に興味のある人と交流できる!

初対面でも同じ分野に興味を持つもの同士で会話がはずんだり、新しい取り組みが持ち上がったり、1年ぶりにお会いして成果を報告しあったりが一番の楽しみかもしれません。

学会の楽しみ③現地を満喫する!

余興にはなりますが学会への参加は開催地の雰囲気を感じる良い機会でもあります。今回は実行委員の方のご尽力もあり、阿波踊りや水上バスなど徳島の雰囲気を味わうことができました。また河川一つとっても地元である八王子との違いを肌で感じます。

最後に

ECCでは日常的にこのような学会発表やセミナー参加をすることで、若手もベテランも日々技術の向上に努めています。自己研鑽も仕事の内です!(執筆:福本 由美)

ECCの発表演題  
「HS-GC/MSを用いた自動同定・定量システム(AIQS)による水試料中のVOCの分析法の検討」
「水試料中の有機リン農薬の分析におけるGC/MS 法の適用」