2024年10月22~25日にアメリカ バージニア州 シャーロッツビルにて第3回モンティチェロ学会が開催されました。

本学会は、アスベストを研究対象とする全ての研究分野(疫学、鉱物学、細胞毒性学、測定分析手法、現場調査、経済学、国家の規制など)を網羅し、社会的に複合的な課題であるアスベストの、より良い対策を検討することを目的とし、発表と多分野の研究者による多面的な議論を行う学会です。
発表者は、その活動や研究論文から研究分野で重要な研究をしていると判断された研究者が選ばれます。今回は、世界中から53人の研究者が参加しました。飯田技術部長は、顕微鏡法での繊維状物質(気中アスベストの指標)観察に人工知能を組み合わせ、迅速に測定結果を得る手法の検討内容について発表を行いました。

発表タイトル:
Rapid fiber-detection technique by artificial intelligence in microscope images
共同研究者:
Yukiko Iida1, Takashi Yamamoto2, Kazuharu Iwasaki3, Ken-ichi Yuki1, Fumihiro Nakaji3, Hayato Yamashiro3, Toshiyuki Toyoguchi1, Atsushi Terazono2
1 Environmental Control Center Co., Ltd
2National Institute for Environmental Studies
3Japan NUS Co., Ltd