商品概要

●ごみ質及び焼却灰の熱灼減量分析
 環整95号(昭和52年11月4日「一般廃棄物処理業に対する指導に伴う留意事項について」)において、ごみ質分析については年4回以上、焼却灰の熱灼減量については月1回以上行うことと明記されています。

●ごみ組成分析
 容器包装リサイクル法、食品ロス削減の推進に関する法律など、国の施策により各種ごみの排出状況を把握し、ごみの減量、再資源化のため基礎資料を得ることが必要とされています。

●残渣、汚泥、廃油等廃棄物分析
 廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づき、産業廃棄物及び特別管理一般廃棄物・特別管理産業廃棄物を処分するためには、関係法冷で定められた有害物質の溶出量・含有量の検査が必要です。

●ごみ質分析 :単位容積重量、三成分(水分・灰分・可燃分)、発熱量分析、組成分析、元素分析(C,H,N,Oなど)
●ごみ組成分析:可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ、事業系ごみ
●焼却灰分析 :焼却灰の熱灼減量分析
●廃棄物分析 :有害物質の溶出・含有分析

関係法令

●金属等を含む廃棄物に係る判定基準を定める省令(昭和48年2月17日総理府令第5号)
●産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法(昭和48年2月17日環境庁告示第13号)
●特別管理一般産業廃棄物及び特別管理産業廃棄物に係る基準の検定方法(平成4年7月3日厚生省告示第192号)

ご利用シーン

廃棄物処理場(清掃工場・民間企業)から搬入・出される廃棄物の定期的な分析による実態把握

ごみ減量化に向けた施策等の基礎データの提供

食品ロス廃棄物の排出状況の実態把握

不燃ごみに含まれる資源化可能なものの排出状況の実態把握

産業廃棄物処理に係る基準項目の検査

(ご依頼後)調査・分析の流れ

当社では計画立案から調査・分析実施、報告・改善提案までワンストップでご提供します。ステップ1は(評価方法)をお客様からご指示頂き、ステップ2で調査分析を行い、ステップ3で結果の報告をします。

ステップ1
「評価方法、調査計画」の設計

お客様がどんな評価方法を希望されるか、その背景をお示し頂ければ適切な方法(頻度、時期、日数、分析項目)をご提案します。

ステップ2
測定・分析

現場に赴き、調査・試料採取を行います。

例として
●ごみ質:環整95号に従い、廃棄物処理場からごみを持ち帰り分析します。
●各種組成分類:現場にて袋を破袋し、指定された品目ごとに仕分けて組成割合を調べます。

ステップ3
データの提供

試験成績書又は、報告書の形で測定分析結果を提出します。
現状把握やごみ減量対策等の基礎資料として測定データを提出します。

事例・実績

●廃棄物処理場(清掃工場・民間企業)のモニタリング業務
●事業系・家庭系一般廃棄物ごみ組成調査(各所自治体)