商品概要
●生活空間のにおいへの関心の高まりから、製品のにおいの管理をしたい。
●においに関する品質基準を作成したいもしくは見直したいがどうしたらよいかわからない。
●製品のにおい特性について品質基準を設けていて、においの客観的な評価
(においの強さや嗜好性、感じ方といった非常に主観的な特性、差異を可能な限り客観性を持たせて数値化)をしたい。
当社では上記のようなお困りごとに対応するため、「製品のにおいの品質管理基準の作成または見直しのコンサルティング」や「人の嗅覚を用いた官能評価による品質管理試験の設計」*1を行っております。
上記のようなお困りごとがある方はぜひ当社にご相談ください。
*1:製品から発生するにおいについて、悪臭防止法に定められた臭気指数(臭気濃度)の測定のほか、多人数嗅覚パネルにより、以下のような項目による評価を行っている。臭気強度(6段階臭気強度表示法)、快・不快度(9段階快・不快度表示法)、非容認率、臭質、2点試験法による有意差の検定など。
ご利用シーン
ご利用シーンは大きく4つのケースに分けられます。
においに関する品質基準を作りたいとき
においに関する品質基準を見直したいとき
においの発生する製品の開発時
製品から発生するにおいについてクレームがあったとき
(ご依頼後)調査・分析の流れ
においに関する品質基準を一から作成する場合には、製品の許容されるにおいの程度(基準とするにおいの程度)の調査、においの評価方法の標準化を行う必要があります。すでにある品質管理基準が実状にあっていない(顧客のクレームを反映できていない)等の理由により見直しを行う場合には、改善点についてお客様と協議をしながら、製品の特性に合わせた試験方法や評価方法を実際に試しながら、基準を作成致します。
- ステップ1
- コンサルティング
においの品質管理基準を作成することになった経緯、その製品、製品から発生するにおい等についてお打合せを行い、どのような基準を作成していくことが望ましいのか協議を重ね、方向性を決定します。
- ステップ2
- 品質管理基準の作成
お客様とともに実際のにおいの測定を交えながら、製品のにおいの品質管理基準(基準とするにおいの程度、においの測定方法の標準化等)を作成していきます。
- ステップ3
- 基準適合試験の実施
品質管理基準の作成後、ロット毎検査や新製品開発時等、製品のにおいが品質基準に適合しているかの定期的な測定を継続してご依頼頂くことも可能です。
特長
においに関する品質基準の立案
一緒に実験をしながら基準を作り上げていくのが当社の特長です。
においの客観的な数値化
統計的手法を用いた客観的評価を実施するための多人数嗅覚パネルによる各種官能試験を行う体制を整えています。
喫煙関連研究場所の保有
改正健康増進法に定められた喫煙専用室の技術基準を満たした喫煙関連研究場所を保有しています。